取組事例・提案の紹介

情報の共有、幅広いスタッフの意見の吸い上げ、休暇の取得について

取組課題

働き方・休み方改善に関する課題
働きがいの向上に関する課題

取組・提案者概要

投稿者
社会医療法人緑峰会 養南病院
所在地
岐阜県
病床数
100床~199床
入院基本料
15:1
職員総数
100人~999人

吹出し

この取組を評価する

参考になった!

この記事にコメントする

取組のきっかけ、取組前の問題点

 以前から月に1度の業務改善委員会があり、勤務環境に限らず病院全体の改善について取組を行ってきていたが、支援センターからの推薦により支援センターのモデル病院になったことで、勤務環境改善の一層の取組に向けて背中を押してもらった印象がある。
 院内には常に改善すべきことがあるはずである。ただ問題点に気づいてもなかなか発言できないようなケースもあり、改善案を提出しやすい雰囲気や制度などを整備していくことも必要。

取組の体制・中心人物

  • 多職種の集まりである既存の業務改善委員会に医療勤務環境改善プロジェクトチームを設置した。
  • メンバーは院内から計13名(診療部2名(医師1名、薬剤師1名)、看護部4名、リハビリテーション部:NS1名、医療技術部:PSW1名、総務部5名)で構成。
  • その他、支援センターから2名(相談員1名、医療労務管理アドバイザー1名)が、委員会に参加した。

取組の概要

 支援センターから提供された「勤務環境改善に関するアンケート調査」を活用し、全職員に対するアンケートを実施した。その結果を受け、プロジェクトチームで課題の抽出等の検討作業を行った。取組テーマとしては、下記の3つを設定。

① 情報の共有(各種規則及び申請書の公開、福利厚生等に関する院内勉強会の活用、会議議事録をすべて公開、各種データ共有)。

② 幅広いスタッフの意見の吸い上げ(新人研修の活用、現状システムの啓蒙と活用、職員向けご意見箱の新設)。職員からの意見に対する表彰制度も取り入れるようにした。

③ 休暇の取得について(介護休暇制度の拡充、忌引き休暇制度の拡充)
当初はあまり取得されなかった介護休暇も取得者が出てくるようになった。

実施後の成果や見えてきた課題

  • 「雇用の質の向上」→「医療の質の向上」→「患者満足度の向上」→「経営の安定化」といった好循環のサイクルが描けるようになってきているのではないか。
  • モデル病院としての取組を進めるなかで下記のようなメリットがあったと考えている。
    ① 人材の確保:職員紹介による看護職採用の増加
    ② 人材の定着:離職率の低下
    ③ 医療の質の向上:医療の専門プログラム等の充実
  • プロジェクトチームの会議は一般職員などが中心となり、院長を含めて幹部職員が入らないように工夫することで議論が活発化した面があると思う。
  • 当院の有給消化率は既に100%近い水準である。今後は、シフトを工夫することなどによって連続休暇や長期休暇などをより取り易くすることをも検討したいと考えている。

Comment

いきサポ公式Facebook

いきサポ公式Twitter