取組事例・提案の紹介

働きやすさ確保のための環境整備

取組課題

働き方・休み方改善に関する課題
働きやすさ確保のための環境整備(ソフト・ハード)に関する課題
働きがいの向上に関する課題

取組・提案者概要

投稿者
医療法人社団登豊会 近石病院
所在地
岐阜県
病床数
100床~199床
入院基本料
10:1
職員総数
100人~999人

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取組のきっかけ、取組前の問題点

 医療勤務環境改善に際し、当院職員に対し無記名のアンケ-トを実施したところ、介護職の高齢化に伴い、病気やケガなどによる欠員に加えて、若い看護師、介護職の育児休暇などが重なったことで、病棟毎に業務量の偏りが見られ、夜勤体制に関する不満が挙げられました。
 そこで、問題解決に向け、もっと現場の声が反映できるような会議を目指し、現場スタッフを中心としたチ-ムを発足いたしました。

取組の体制・中心人物

 勤務環境改善を目的に、法人内の各業種、課毎に16名を選出。参加者の業種は、看護師・薬剤師・放射線技師・検査技師・栄養士・療法士・社会福祉士・ケアマネジャー・介護職員・事務職員からなり、問題解決に取り組むための会議として、「CF会議」(Cross Functional Team)を立ち上げ、事務局は総務部としました。

取組の概要

 「CF会議」において、現場スタッフの忌憚のない意見交換により、具体的な問題点が見えてきました。

  • 土曜、日曜の勤務者が正社員に偏っている。
  • 介護職の高齢化で病気やケガによる欠員、看護師・介護職の育児休暇などが重なり、病棟毎の業務量の偏り。
  • 看護、介護の必要性の割合が変わってきているため、配置や業務分担の見直しが必要。
  • 研修制度を統一し、全体のスキルアップを図る。

 これらの問題解決の為に、対策立案シ-トを作成。

  • 理念に「地域のマイホスピタルとして質の高い医療を提供する。」
  • 中期的目標として「スタッフが自分の仕事に自信を持ち、向上心とやりがいのある職場。」

 としました。

働きやすい環境整備
  • 夜勤体制の見直しにより、看護師による専門的なケアの充実。
  • 看護、補助者の割合に見合った業務分担。
  • 急な欠員にも対応できるよう、すべての病棟スタッフが同じスキルで業務に理解を持つ。
職員の満足度アップ
  • 業務量の適正化。
  • 自由に発言でき、問題点を共有する。

実施後の成果や見えてきた課題

成果
  • 平成28年8月に組織改革が行われ、看護・介護を一体とすることで、看護部内の連携が強化され、病棟内での業務の偏りが出ないよう職種を超えてシフト調整が可能になった。
  • 介護の業務が一部看護との共同作業となり、負担の軽減が図れた。

 また、「CF会議」を設立したことで、

  • 現場スタッフからの忌憚無い意見が聞ける場所ができた。
  • 改善に対する意見具申が多くなった。
  • 他職種の問題点が共有されるようになり、全体の問題として改善策を意識する考え方が醸成され、改善に対する意識が高まった。
課題
  • 効率的な組織体制への改善やスキルアップについては引き続きの課題であり、各部署ごとにマニュアルを統一し、研修制度の見直しを図ることで、全体のスキルアップを図る。
  • 他部署の業務に対する理解不足を改善するために、「CF会議」や「連携会議」などへの積極的な参加により相互理解を深める。
  • 今後も「CF会議」を通して各部署からの要望、改善に取り組みたい。

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