取組事例・提案の紹介

「勤務環境改善」のための多職種管理者による合同研修の実施

取組課題

働き方・休み方改善に関する課題
働きやすさ確保のための環境整備(ソフト・ハード)に関する課題

取組・提案者概要

投稿者
札幌市病院局 市立札幌病院
所在地
北海道
病床数
500床以上
入院基本料
7:1
職員総数
1000人以上

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取組のきっかけ、取組前の問題点

 当院では、平成28年度に全職員(医師以外)を対象に職員満足度調査を実施した。
 その結果、病院全体の組織活力度は高く、組織に対する愛着心とモチベーションに強みがあった。マネジメント力も極めて良好であったが、多忙な状況からコミュニケーションやチームワーク(部署内部だけでなく部門間も含めて)が希薄となり、それが生産性やワークライフバランスに影響していることが分った。そこで、各部署の改善策・取組みへの支援の一環として、管理職のマネジメント力向上とコミュニケーション活性化をめざし、研修を企画・実施した。

取組の体制・中心人物

研修の概要に準じる

取組の概要

研修の概要
  • 研修のねらい
    多職種管理者の初合同研修により、コミュニケーションの活性化と承認しあう組織風土を醸成する
  • 研修の目標
    自己の持ち味と他部署の持ち味を認識し、他者とのコミュニケーションを円滑にする方法を習得する
  • 対象者
    課長職・係長職(希望者)
  • 研修内容
    講義と演習【メンバーの持ち味を生かした職場のチームづくり】
    講師は、北海道医療勤務環境改善支援センターのご協力をいただき外部講師とした

実施後の成果や見えてきた課題

研修評価

 参加者は44名(対象者の37%)であった。年度末の多忙な時期の企画・実施となったが、多職種管理者の初合同研修の希望参加人数としては、多かった。
 持ち味カードを用いた演習は、自己の持ち味、他部門の持ち味を考える機会となり、客観的に自己承認・自己理解につながった。グループ編成は、他部門・他部署理解やモチベーション向上の機会になることを願い、職種・役職を混在させた。講師と相談し、他部門・他部署の持ち味を探すワークを組み入れたことで、「顔の見える関係になれた」「病院全体を見る視点につながった」「面白かった、また参加したい」という意見につながった。研修時間は90分を予定したが、後半のワークの時間が十分取れず終了時間は10分程度超過した。
 しかし、参加者からは、「もっと時間があれば親睦が深まった」「もっとゆっくり時間をとった研修でも良かった」「時間が短かった」など、この多職種合同研修の達成感と期待が大きい事が分った。
 研修終了時のアンケート(回収率98%)では、
 1.専門的な知識・技術を学ぶことができた 85%
 2.具体的でわかりやすい内容であった 90%
 3.時間配分は適切であった 76%
 4.今後の仕事(生活)に活かせる内容であった 88%であった。
 研修目標は、研修終了時アンケートと感想から、達成できたと考える。

今後の課題

 コミュニケーションの活性化と承認しあう組織風土の醸成は、時間を要することであるため、今回のような多職種管理者による合同研修を今後も継続して実施する必要がある。
 今回は、希望者による自主参加型の研修としたが、今後は、院内全体の管理者研修のあり方を検討しマネジメント力をさらに高め生産性やワークライフバランスによい影響を与えていきたい。

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