取組事例・提案の紹介

医師事務作業補助者の導入による医師の負担軽減に関する取組 

取組・提案者概要

取組者
法人全体の取組
法人名
医療法人社団浅ノ川
病院名
金沢脳神経外科病院
法人(病院)の開設主体
医療法人
所在地
石川県野々市市郷町262‐2
主たる医療機能の特徴
急性期機能
一般病床
病床数: 60
 
入院基本料:
療養病床
病床数: 160
 
入院基本料:療養病棟入院基本料1
結核病床
病床数:
 
入院基本料:
精神病床
病床数:
 
入院基本料:
その他病床
病床名:
 
病床数:
 
入院基本料:
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一日あたりの平均外来患者数
人(年度数値)
一日あたりの平均在院患者数
人(年度数値)
一般病棟の平均在院日数
日(年度数値)
病床稼働率
%(年度数値)
職員総数
350人(平成30年度数値)
医師
14人
看護職
141人
医師事務作業補助者
看護補助者
医師の交代制勤務の有無
なし
看護師の交代勤務の状況
2交代制(変則含)
勤務環境改善についての表彰・認定等について

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取り組んだ内容

【取組(1)】
Ⅴ.その他
本来業務に専念できる環境作りのため、看護師との業務整理では院長が話 し合いの場を設け、業務範囲の整理をサポートした
【取組(2)】
Ⅴ.その他
医師事務作業補助者からの提案を受け入れる仕組とし自主性を尊重した。一例と して、 医師の予定を考慮した効率的な手術予定の作成を自主的に主導したことから、手術件数が増加 した
【取組(3)】
Ⅲ.働きやすさ確保のための環境整備
1 仕事と子育て・介護等の両立支援
【取組(4)】
Ⅳ.働きがいの向上
1 キャリア形成支援

取組のきっかけ、背景、取組前の問題点

当院 の地域は病床過密の傾向にあるが 、 脳神経外科の救急から回復期までを担うケアミックス 病院という位置付けで専門性 に特化した診療を行うことで他の医療機関との差別化要因となり、患者数は順調に増加して いた
一方 で、患者数の増加と比例して医師の業務量や負担も増していたが、医師の確保は難しく医師不足の状態が続いていた。そのため、医師は定時内に患者の診察や手術等を行い、患者記録の入力は時間外に対応することが多く、
医師を疲弊させないためにも負担軽減を図る必要が あった。こうした状況の中、平成 20 年度から医師事務作業補助者が診療報酬で評価されることになり、翌平成21 年度から院長秘書として採用した事務職員に医師事務作業補助者として働いてもらうこととし、医師の負担軽減に対する整備を開始した。

取組対象

  • 取組対象
    医師,コメディカル
  • 取組の中心部署・人物
    院長、医師事務作業補助者
  • 取組詳細
    ・子育て等による急な休み等に備えるため、医師 1 名に対し 2~3 名配置としており、結果、安定した業務提供を可能にしている
    ・将来のキャリア形成がイメージできるよう、在籍年数に応じた業務内容の設定、マネジメント職・エキスパート職の 2 つの 方向性からなるキャリアパスを策定し、入職後の研修で伝えている
    ・異業種からの転職や新卒が多いことから、患者との触れ合いを通して病院の仕事を理解してもらうため、専門外来の予約業務から任せている

実施後の成果

Ⅰ.働き方・休み方改善_成果
1 労働時間管理 成果
手術件数増加
成果の出た対象 ☑医師,☐コメディカル,☐看護職
成果に影響を与えた取組 【取組(2)】
成果指標 手術予定管理に加わり、医師の都合を踏まえた予定表を組むことで年間の手術件数を約30件増加することが出来た
Ⅰ.働き方・休み方改善_成果
2 勤務負担軽減 成果
医師の休憩時間確保
成果の出た対象 ☑医師,☐コメディカル,☐看護職
成果に影響を与えた取組 【取組(1)】
成果指標 ・カルテの入力は医師のみの場合2分28秒かかっていたが、代行入力を始めた結果、患者1人あたり1分(約25%)短縮できた。そのため、午前中の外来時間を平均45分短縮でき、医師が午後の手術まで休憩する時間を確保できた。
・平成25年当初は2週間以内のサマリ完成率が40%程度であったが、現在では96%程度まで上昇している

これまでの取組成果に対する院内の声・反応

・当初、何をすればよいか分からなかったが、院長はじめ医師の期待に応えることや医師の労働負担を削減することに使命感をもって業務に取組んでいた
・キャリアパスを設定したことで、職員がどのようなキャリアを積むことができるのか見通しを 立て将来像をイメージ できる ようになった

今後の課題等について