取組事例・提案の紹介

スマートデバイスを活用した働き方の改善に関する取組

取組・提案者概要

取組者
法人全体の取組
法人名
社会医療法人 石川記念会
病院名
HITO病院
法人(病院)の開設主体
医療法人
所在地
愛媛県四国中央市上分町788番地1
主たる医療機能の特徴
急性期機能
一般病床
病床数: 120
 
入院基本料:7対1
療養病床
病床数:
 
入院基本料:
結核病床
病床数:
 
入院基本料:
精神病床
病床数:
 
入院基本料:
その他病床
病床名:地域包括ケア、緩和ケア、回復期リハビリテーション、HCU
 
病床数:137
 
入院基本料:
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一日あたりの平均外来患者数
257人(平成30年度数値)
一日あたりの平均在院患者数
235人(平成30年度数値)
一般病棟の平均在院日数
15.6日(平成30年度数値)
病床稼働率
91%(平成30年度数値)
職員総数
526人(平成30年度数値)
医師
32人
看護職
215人
医師事務作業補助者
15人
看護補助者
25人
医師の交代制勤務の有無
あり
看護師の交代勤務の状況
2交代制(変則含)
勤務環境改善についての表彰・認定等について
2017年 「くるみん」マークを取得

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取り組んだ内容

【取組(1)】
Ⅴ.その他
iPhone導入/活用による、①音声入力を用いたカルテ業務の効率化、②業務用SNS等を用いた情報共有による業務の質向上
【取組(2)】
Ⅴ.その他
病院長、経営陣のコミットメントとメッセージ スモールスケールからの導入 産病連携 職員指導 費用対効果の測定と評価

取組のきっかけ、背景、取組前の問題点

人口減少や少子化・高齢化が進展し働き手が減少する中、医療の質を常に向上させるためには業務の効率化が必須である。平成29年1月、「未来創出HITOプロジェクト」を始動し、iPhone等のスマートデバイスの活用を決めた
多職種が密接にコミュニケーションできる環境を理想と考えていたが、当時はPHS、メール、ミーティングが主で、リアルタイムで記録にも残る形で多職種が同時に情報共有するにはいずれの方法にも欠点があった。そこで、 iPhoneへの移行を機に業務用SNSの構築に取組むこととした
また、業務量調査において、リハビリスタッフがカルテ記載に時間を取られていることが分かった。PC+マイクによる音声入力システムでは医療スタッフには浸透しないため、iPhone移行のタイミングに合わせて、PC不要でiPhoneからの音声入力が可能なシステムを検討することとした

取組対象

  • 取組対象
    医師,コメディカル
  • 取組の中心部署・人物
    病院長、経営陣、医師、スタッフ
  • 取組詳細
    ・①カルテ入力(PC端末までの移動とPCの空き待ち)が時間外労働に影響を及ぼしていたため、スタッフが音声入力し代行入力者が仮登録する運用を構築、②リアルタイムに受発信するSNSを構築し、動画を含む情報共有(注意事項・申し送り等)や研修コンテンツ配信等を実現
    ・回収は難しい可能性があると考えたが、病院長が長期的視点で導入を決めた音声入力は予め頭の中で内容を整理する必要があるため慣れるまで難しいが「患者説明の訓練になる」と病院長が話をしたりして、動機づけをはかった
    ・リハビリ科の1人がテストを行い、次いで2~3人に拡大し、次に科全体に拡大することで、全体に拡大するときには、導入時の課題を整理した形で導入できたので、比較的スムーズに導入できた
    ・当初ない製品につき、実現に向けてテスト段階からメーカーと協業し、且つ院内でも運用を都度改善した
    ・音声入力が苦手な職員に対しリーダースタッフが個別指導等を行い、積極的に活用に向けて取組んだ
    ・投資面の効果を定量的に評価するため実地効果測定を行い将来的展開の示唆とした

実施後の成果

Ⅴ.その他_成果
成果の出た対象 ☑医師,☑コメディカル,☐看護職
成果に影響を与えた取組 【取組(1)】 【取組(2)】
成果指標 患者1回あたりカルテ入力は2分54秒⇒55.3秒に、リハビリ科全体の1日当たり入力時間は16時間⇒5時間に短縮(職員1人平均18分短縮)した。職員1人1日当たりリハビリ数は17.6単位⇒18.2単位に増加し、科全体の残業は70時間⇒30時間に減少した
Ⅴ.その他_成果
成果の出た対象 ☑医師,☑コメディカル,☐看護職
成果に影響を与えた取組 【取組(1)】 【取組(2)】
成果指標 業務SNSの活用により会議や情報共有がストレスなくできるようになった
院内全体として勤務環境をよくするために新しい優れた手法を積極的に取り入れようとする風土ができた

これまでの取組成果に対する院内の声・反応

・リアルタイムに情報を受信できるし、記録として残るので、休み明け等にも情報を滞りなく確認できる。PHSへの頻回な連絡のため手を止めることもなくなった
・キーボードより早いし、PCの待ち時間もなく、移動時間も入力でき、リハビリに介入できる時間が増えた

今後の課題等について