取り組んだ内容
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【取組(1)】 Ⅱ．職員の健康支援 |
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１ 健康管理 |
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職員の健康教育や身体的健康対策（生活習慣病対策等）に取り組んでいる |
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【取組(2)】 Ⅲ．働きやすさ確保のための環境整備 |
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３ 風土・環境整備 |
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職員向けに、院内に仮眠室や休憩室等を整備している |
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【取組(3)】 Ⅰ．働き方・休み方改善 |
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１ 労働時間管理 |
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年次有給休暇をはじめとする休暇の取得を促進している |
取り組みのきっかけ、背景、取り組み前の問題点
クリニックを親子間で2代目から3代目へ継承する際に、現状の勤務システムや環境に何も疑問をもたず、おなじままに診療を開始してしまった。その後、毎年離職者が数名でるようになり、求人関係に時間や経費をさいていた。また、院内リフォームの際に改めて院内を確認すると、スタッフの休憩室は建物の北側で寒く、暗く、ゆっくり休めるような環境ではなかった。冬場には風邪や頭痛などで欠勤するスタッフが多いことも問題点の一つであり、ききとりすると休みを取得するのが申し訳ないとの返答があった。スタッフと一緒に昼食をとるさいに、菓子パンやカップ麺など、栄養バランスの偏った食事をとるものが多かった。患者さんにはバランスのひょおい健康的な食事をすすめるスタッフが、これではいけないと感じた。また、有休を取得できない雰囲気も問題であると感じた。
取り組み対象
- 取り組み対象
コメディカル,看護職
- 取り組みの中心部署・人物
医師
- 取り組み詳細
医師主導の体制で取組を開始した：スタッフから聞かれた課題を踏まえ、医師のトップダウンにより以下の取組をスタートさせた。取組開始前にはコミュニケーションの中でスタッフに周知を行い、理解を促した。
スタッフの休憩室を改修した：日当たりの良い場所に休憩室を変更し、内装も綺麗にすべく改修工事を行った。
社食でスタッフの健康を応援した：不足しがちな栄養素を野菜やフルーツを中心とした社食の提供で補給し、健康を整えることで、スタッフの健康管理を図った。
有給休暇取得完全消費を目指した：家族との時間や自分自身の時間を大切にしてもらえるように、誕生日、記念日、家族旅行や子供の行事等のイベントは、必ず休むようにした。
スタッフとのコミュニケーションの中で現状を把握した：医師（経営者）からスタッフへの声がけを意識し、コミュニケーションを取ることで、個人の抱える悩みや体調を把握した。また、クリニックにおける勤務環境の課題や要因を話し合い、共有した。
実施後の成果
| Ⅲ．働きやすさ確保のための環境整備_成果 | ||
| ４ 人材の定着化 成果 | ||
| 退職者数（定年退職者を除く）が減っている | ||
| 成果の出た対象 | ☐医師,☑コメディカル,☑看護職 | |
| 成果に影響を与えた取り組み | 【取組(1)】 【取組(2)】 | |
| 成果指標 | 2020年にはスタッフの離職者がいなかった。 風邪等の病気で欠勤するスタッフが減った。 |
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| Ⅰ．働き方・休み方改善_成果 | ||
| １ 労働時間管理 成果 | ||
| 年次有給休暇の取得率が上がっている | ||
| 成果の出た対象 | ☐医師,☑コメディカル,☑看護職 | |
| 成果に影響を与えた取り組み | 【取組(1)】 【取組(2)】 【取組(3)】 | |
| 成果指標 | 有給休暇の取得率は2020年は53.6％であった。 | |
| Ⅲ．働きやすさ確保のための環境整備_成果 | ||
| ３ 風土・環境整備 成果 | ||
| 職員による職場環境・風土に関する評価が前回調査と比べて改善されている | ||
| 成果の出た対象 | ☐医師,☑コメディカル,☑看護職 | |
| 成果に影響を与えた取り組み | 【取組(1)】 【取組(2)】 【取組(3)】 | |
| 成果指標 | 有給休暇取得完全消費を目指してから、スタッフ間で業務をフォローし合う環境が自然と構築された。 | |
これまでの取り組み成果に対する院内の声・反応
職員の健康に投資することで、人材の定着にも繋がっている。
オン・オフそれぞれが充実することで、仕事への意欲や集中力にも変化が見られ、スタッフ間の連携にも好影響。仕事を休む際は「お互い様」なので、タスクシェアしやすくなった。
健康的に働ける環境となったことで、クリニックの雰囲気も変わり、スタッフの気持ち的にも良くなっている。
今後の課題等について
これまでも取り組みが、どれだけ成果を出ているのかを指標化するために、有給取得率や離職率を定期的に測定し、職員全体と共有する必要があると考えた。また、定期的なアンケートの実施を行い、取り組みに対してフィードバックしてもらう必要があると感じた。
取り組み・提案者概要
- 取組者
- 病院単体での取組
- 法人名
- 医療法人社団人愛会石川内科
- 病院名
- はちまん石川内科クリニック
- 法人（病院）の開設主体
- 医療法人
- 所在地
- 宮城県仙台市青葉区八幡２丁目１８−２
- 主たる医療機能の特徴
- 一般病床
- 病床数:
- 入院基本料:
- 療養病床
- 病床数:
- 入院基本料:
- 結核病床
- 病床数:
- 入院基本料:
- 精神病床
- 病床数:
- 入院基本料:
- その他病床
- 病床名:
- 病床数:
- 入院基本料:
- 一日あたりの平均外来患者数
- 42.5人（令和2年度数値）
- 一日あたりの平均在院患者数
- 0人（令和2年度数値）
- 一般病棟の平均在院日数
- 0日（令和2年度数値）
- 病床稼働率
- 0%（令和2年度数値）
- 職員総数
- 9人（令和2年度数値）
- 医師
- 3人
- 看護職
- 3人
- 医師事務作業補助者
- 2人
- 看護補助者
- 1人
- 医師の交代制勤務の有無
- なし
- 看護師の交代勤務の状況
- 日中の外来業務のみ
- 勤務環境改善についての表彰・認定等について
- 特になし