取組事例・提案の紹介

業務分担による負担軽減・人材を確保するための方策・職員向けアメニティの充実・キャリアアップ支援

取組・提案者概要

取組者
法人全体の取組
法人名
公立大学法人 名古屋市立大学
病院名
名古屋市立大学病院
法人(病院)の開設主体
地方公共団体等(都道府県、市町村、地方独立行政法人)
所在地
愛知県名古屋市瑞穂区瑞穂町字川澄1番地
主たる医療機能の特徴
高度急性期機能
一般病床
病床数: 772
 
入院基本料:7対1
療養病床
病床数:
 
入院基本料:
結核病床
病床数:
 
入院基本料:
精神病床
病床数: 28
 
入院基本料:10対1
その他病床
病床名:
 
病床数:
 
入院基本料:
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一日あたりの平均外来患者数
1768.7人(平成29年度数値)
一日あたりの平均在院患者数
632.7人(平成29年度数値)
一般病棟の平均在院日数
11.8日(平成29年度数値)
病床稼働率
86.3%(平成29年度数値)
職員総数
2049人(平成30年度数値)
医師
516人
看護職
932人
医師事務作業補助者
15人
看護補助者
59人
医師の交代制勤務の有無
あり
看護師の交代勤務の状況
3交代制と2交代のミックス(同一病棟内),早番・遅番あり,中央手術部は変則2交替制
勤務環境改善についての表彰・認定等について
くるみん認定
平成24年度名古屋市女性の活躍推進企業認定(平成28年度更新)
平成28年度名古屋市子育て支援企業認定
日本看護協会より 看護職のワーク・ライフ・バランス推進『カンゴザウルス賞』受賞

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取り組んだ内容

【取組(1)】
Ⅰ.働き方・休み方改善
2 勤務負担軽減
募集・採用を強化するための取組を実施している
【取組(2)】
Ⅰ.働き方・休み方改善
2 勤務負担軽減
チーム医療や多職種連携(業務分担・連携の強化等)により負担軽減を図っている
【取組(3)】
Ⅲ.働きやすさ確保のための環境整備
3 風土・環境整備
職員向けに、院内に仮眠室や休憩室等を整備している
【取組(4)】
Ⅲ.働きやすさ確保のための環境整備
1 仕事と子育て・介護等の両立支援
院内保育所や提携保育所等を整備している
【取組(5)】
Ⅲ.働きやすさ確保のための環境整備
2 職員のいじめ・ハラスメント等対策
職員へのいじめ・ハラスメントや患者等からの暴言・暴力・クレームへの対応窓口を設置している

取組のきっかけ、背景、取組前の問題点

地域医療構想に基づく病床機能再編が進められ、近隣病院との競合・シェア争いや、医療費縮減政策など取り巻く環境が変化する中、高度急性期病院を名古屋市立大学病院が保持していくにあたり、施設整備及び組織体制の整備を進めるとともに、変革に向けて、職員のモチベーションを高揚させていくことが必要であった。
 そこで、名古屋市長が定める名古屋市立大学の中期目標や、名古屋市立大学の将来にわたる行動計画「名市大未来プラン」に基づき、病院単体としての具体的な計画である「サクラ咲くプラン」を策定し、市民に信頼され職員が誇れる地域で最も存在感のある病院を目指し、病院改革に取組んでいる中で、勤務環境の改善にも努めていくこととなった。

取組対象

  • 取組対象
    医師,コメディカル,看護職
  • 取組の中心部署・人物
    病院長
  • 取組詳細
    戦略企画室で職員アンケートを実施しており、部長会や運営管理委員会で報告し、必要に応じて事業化、予算化をしている。
     また、執行部が集まる会議においても議論し、病院長の指揮のもと、迅速に改善を実行している。

実施後の成果

Ⅰ.働き方・休み方改善_成果
2 勤務負担軽減 成果
柔軟な勤務形態やクラークの配置などにより働きやすさの向上を行い、処遇の改善により職員のモチベーションを高めることができている。
成果の出た対象 ☑医師,☑コメディカル,☑看護職
成果に影響を与えた取組 【取組(2)】
成果指標 ・救急科医師をサポートする学生バイトの増員(27.11.1時点8名⇒28.4.1時点17名⇒29.4.1時点20名⇒30.4.1時点31名)
・医師の事務的作業補助を行う外来クラークの増員
(28.5.1時点2名⇒29.4.1時点4名⇒30.4.1時点8名)
・看護師の補助を行う看護助手の増員
(28.4.1時点48名⇒29.4.1時点60名⇒30.7.1時点62名)
・平成26年4月から「短時間勤務医」という勤務制度を設け、出産・育児等を理由として短時間勤務を希望する医師のニーズに対し、医師が働きやすい環境を整え、平成30年度は8名が制度を利用している。

Ⅴ.その他_成果
Facebookを活用した広報などにより、名古屋市立大学病院の”ブランド力”をPRしていくことで優秀な人材の確保が図られ、医療の質の向上を図ることができている。
成果の出た対象 ☑医師,☑コメディカル,☑看護職
成果に影響を与えた取組 【取組(1)】
成果指標 初期研修医採用者数の増加
(27.4.1時点18名⇒28.4.1時点24名⇒29.4.1時点29名⇒30.4.1時点31名)
看護職員採用試験応募者数の増加
(H27時点149名⇒H28時点181名⇒H29時点29181名⇒H30時点190名)

これまでの取組成果に対する院内の声・反応

柔軟な勤務形態やクラークの配置などにより働きやすさの向上を行い、処遇の改善により職員のモチベーションを高めることができている。また、Facebookを活用した広報などにより、名古屋市立大学病院の”ブランド力”をPRしていくことで優秀な人材の確保が図られ、医療の質の向上を図ることができている。

今後の課題等について

今後の取り組みとして、「名古屋市立大学病院」のブランド力のUPを目指し、職員向けアメニティの更なる充実を図り、人材の確保をするとともに、施設整備を行い、診療の拡大を図りつつ、無駄なコストは削減し、経営改善を図ることで、更なる医療の質の向上、患者サービスの向上を図っていく。
 また、他病院の先進的な取り組みを参考として、今後も処遇面の改善を検討していきたい。