取り組んだ内容

【取組(1)】
Ⅲ.働きやすさ確保のための環境整備
3 風土・環境整備
院内での職員のコミュニケーションの機会を設定・拡充している(職員旅行、イベント等)

取り組みのきっかけ、背景、取り組み前の問題点

ワーク・ライフ・バランスの取り組みを推進するため、日本看護協会のインデックス調査を実施した結果、53.6%が「職員を大切にする組織ではない」、58.8%が「長期的な視点にたった経営が行われていない」、70.4%が「勤務先の将来に不安」と回答した。また、休暇制度など整備しているものが職員に浸透していないことや休暇取得も一部の職種偏在するなど課題が明確となった。

取り組み対象

  • 取り組み対象
    医師,コメディカル,看護職
  • 取り組みの中心部署・人物
    ワーク・ライフ・バランス委員会
  • 取り組み詳細
    ・各職種横断型の交流会(クリスマス会)を開催し、部署間の交流を促進。
    ・「病院理念・基本方針」の説明会開催し、病院のビジョンを明確にした。
    ・各部署ごとの有休取得率をMYwebに掲載し、有給所得を促進した。
    ・「福利厚生ハンドブック」作成開始し、既存仕組みをわかりやすく広げる仕組みを検討中。
    ・ハラスメント・メンタルヘルスの外部相談窓口の設置検討開始。

実施後の成果

Ⅲ.働きやすさ確保のための環境整備_成果
3 風土・環境整備 成果
職種間コミュニケーションの促進
成果の出た対象 ☑医師,☑コメディカル,☑看護職,☐事務職
成果に影響を与えた取り組み
成果指標 有給取得率の向上については、WLB委員会の存在周知に伴い院内でも、より良い職場環境で働こうという意識が高まり有休取得に向けた業務改善・アイデア等が出た
Ⅲ.働きやすさ確保のための環境整備_成果
1 仕事と子育て・介護等の両立支援 成果
有給所得の促進
成果の出た対象 ☐医師,☐コメディカル,☐看護職,☐事務職
成果に影響を与えた取り組み
成果指標 1年目のため今後の成果を確認為ていく必要があるものの、見える化を実施することで、職員に確実に意識が芽生えている

これまでの取り組み成果に対する院内の声・反応

職員一丸となって、ワーク・ライフ・バランスに活動していく環境を醸成する基礎を固めることができた。今後、本当の意味でのワーク・ライフ・バランス(個々の生産性の向上、仕事以外の場での能力向上、心身のリフレッシュ等に時間を使う 等)を理解していただき、より良い職場環境を提供し、病院に長く勤めたいと考える人の割合を増やしていきたい。

今後の課題等について

・ノー残業デー設置検討開始
・経営状況、運営状況の報告会の開催
・福利厚生、子育ておよび介護支援策の検討・整備
・残業時間を削減して家庭と仕事が両立できる職場体制づくり
・連続休暇を取得しやすい体制づくり
例(アニバーサリー休暇:「誕生月休暇、入職○周年休暇」
  お互い様文化の形成 等)
・職員意見箱の設置
(ワーク・ライフ・バランスの実現には現場の職員の意見が重要)

取り組み・提案者概要

取組者
病院単体での取組
法人名
社会医療法人加納岩
病院名
加納岩総合病院
法人(病院)の開設主体
医療法人
所在地
山梨県山梨市上神内川1309
主たる医療機能の特徴
急性期機能
一般病床
病床数: 120
 
入院基本料:7対1
療養病床
病床数: 40
 
入院基本料:その他 地域包括ケア病棟入院料1
結核病床
病床数:
 
入院基本料:
精神病床
病床数:
 
入院基本料:
その他病床
病床名:
 
病床数:
 
入院基本料:
一日あたりの平均外来患者数
人(年度数値)
一日あたりの平均在院患者数
人(年度数値)
一般病棟の平均在院日数
日(年度数値)
病床稼働率
%(年度数値)
職員総数
人(年度数値)
医師
看護職
医師事務作業補助者
看護補助者
医師の交代制勤務の有無
なし
看護師の交代勤務の状況
勤務環境改善についての表彰・認定等について