取り組んだ内容
【取組(1)】 Ⅱ.職員の健康支援 |
2 労働安全 |
作業管理・作業環境対策(腰痛対策や眼精疲労対策等)に取り組んでいる |
【取組(2)】 Ⅲ.働きやすさ確保のための環境整備 |
4 人材の定着化 |
定期的な面談等により職員が抱える事情や希望を把握し、可能な限りこれらを尊重した配置や業務面の配慮を行い、定着を図っている |
【取組(3)】 Ⅲ.働きやすさ確保のための環境整備 |
3 風土・環境整備 |
職員向けに、院内に仮眠室や休憩室等を整備している |
【取組(4)】 Ⅲ.働きやすさ確保のための環境整備 |
1 仕事と子育て・介護等の両立支援 |
法定以上の育児休業制度、子の看護休暇制度(男性職員・女性職員ともに対象)を導入している |
【取組(5)】 Ⅳ.働きがいの向上 |
1 キャリア形成支援 |
正規・非正規を問わずすべての職員のキャリア形成支援(研修等に関する情報提供や研修等への職員参加の支援、子育て等と両立しながらの勤務の継続に関する相談窓口の設置や情報提供等)が実施されている |
取り組みのきっかけ、背景、取り組み前の問題点
看護師・介護士で腰痛を訴える職員が多いと衛生委員会で議題にあがった。そこで、看護師・介護士を対象とした腰痛に関するアンケート形式で実態調査を行った。その結果、61%の職員が腰痛をもちながら働いていることがわかり、早急な対策実施が必要なことがわかった。合わせてジェイホップにおいて行った満足度調査の結果から休憩室や連携に関する改善要望があり取り組んだ。
取り組み対象
- 取り組み対象
コメディカル,看護職
- 取り組みの中心部署・人物
衛生委員会、看護部
- 取り組み詳細
・職員の外部への腰痛予防研修(ノーリフトポリシー)への参加、及び院内での伝達研修による水平展開
・仁寿会ストレッチの導入
・介護器具メーカーによる機器のデモンストレーション、及び職員から購入希望の多かった介護機器の購入
・腰痛に関するアンケートより、腰痛を感じる場面で多かった入浴介助の改善→シャワー浴機器の購入
・介護福祉士認定特定行為業務従事者の養成による看護師から介護福祉士へのタスクシフト
・口腔ケアサポーター制度創設による口腔ケアの標準化と口腔ケア可能者増加によるケアの公平負担
・看護部長、課長による定期的な職員との個人面談実施
・なんでも相談窓口の設置
・休憩室の整備→更衣・休憩等の新設
実施後の成果
Ⅲ.働きやすさ確保のための環境整備_成果 | ||
3 風土・環境整備 成果 | ||
・腰痛予防研修の実施、腰痛軽減機器の購入 | ||
成果の出た対象 | ☐医師,☑コメディカル,☑看護職,☐事務職 | |
成果に影響を与えた取り組み | 【取組(1)】 【取組(2)】 | |
成果指標 | ・腰痛による休職者は0% |
Ⅲ.働きやすさ確保のための環境整備_成果 | ||
4 人材の定着化 成果 | ||
新卒採用後3年間の退職率が低下している | ||
成果の出た対象 | ☐医師,☑コメディカル,☑看護職,☐事務職 | |
成果に影響を与えた取り組み | 【取組(1)】 【取組(2)】 | |
成果指標 | ・経済産業省健康経営優良法人2018取得 (離職率5%以下を維持) |
Ⅲ.働きやすさ確保のための環境整備_成果 | ||
3 風土・環境整備 成果 | ||
職員による職場環境・風土に関する評価が前回調査と比べて改善されている | ||
成果の出た対象 | ☐医師,☑コメディカル,☑看護職,☐事務職 | |
成果に影響を与えた取り組み | 【取組(3)】 | |
成果指標 | ・休憩室整備 |
Ⅲ.働きやすさ確保のための環境整備_成果 | ||
1 仕事と子育て・介護等の両立支援 成果 | ||
育児休業取得後の復職者数が男性職員・女性職員ともに増えている | ||
成果の出た対象 | ☐医師,☑コメディカル,☑看護職,☐事務職 | |
成果に影響を与えた取り組み | 【取組(4)】 | |
成果指標 | ・厚生労働省プラチナくるみん認定取得 |
Ⅳ.働きがいの向上_成果 | ||
1 キャリア形成支援 成果 | ||
・介護福祉士認定特定行為業務従事者の養成による看護師から介護福祉士へのタスクシフト | ||
成果の出た対象 | ☐医師,☑コメディカル,☐看護職,☐事務職 | |
成果に影響を与えた取り組み | 【取組(5)】 | |
成果指標 | ・特定行為認定介護士の養成数18名 ・口腔ケアサポーター養成数40名 |
これまでの取り組み成果に対する院内の声・反応
・2回目の満足度調査の実施を行い、取り組みへの評価を行う必要がある
・治療と就業の両立支援のマニュアル整備が必要
今後の課題等について
・2回目の満足度調査の実施を行い、取り組みへの評価を行う必要がある
・治療と就業の両立支援のマニュアル整備が必要
取り組み・提案者概要
- 取組者
- 法人全体の取組
- 法人名
- 社会医療法人 仁寿会
- 病院名
- 加藤病院
- 法人(病院)の開設主体
- その他(公益法人、私立学校法人、社会福祉法人、医療生協、会社、その他の法人)
- 所在地
- 島根県邑智郡川本町大字川本383番地1
- 主たる医療機能の特徴
- 回復期機能
- 一般病床
- 病床数:
- 入院基本料:
- 療養病床
- 病床数: 81
- 入院基本料:療養病棟入院基本料1
- 結核病床
- 病床数:
- 入院基本料:
- 精神病床
- 病床数:
- 入院基本料:
- その他病床
- 病床名:
- 病床数:
- 入院基本料:
- 一日あたりの平均外来患者数
- 126.1人(平成28年度数値)
- 一日あたりの平均在院患者数
- 77人(平成28年度数値)
- 一般病棟の平均在院日数
- 0日(年度数値)
- 病床稼働率
- 95%(平成28年度数値)
- 職員総数
- 216人(平成29年度数値)
- 医師
- 11人
- 看護職
- 50人
- 医師事務作業補助者
- 2人
- 看護補助者
- 27人
- 医師の交代制勤務の有無
- なし
- 看護師の交代勤務の状況
- 2交代制(変則含)
- 勤務環境改善についての表彰・認定等について
-
(厚労省)ユースエール、プラチナくるみん取得
(経産省)2018健康経営優良法人認定
(島根県)しまね子育て応援企業「こっころカンパニー」認定、「こっころ大賞」受賞、「第1回しまねいきいき雇用賞」受賞