取り組んだ内容

【取組(1)】
Ⅰ.働き方・休み方改善
2 勤務負担軽減
チーム医療や多職種連携(業務分担・連携の強化等)により負担軽減を図っている

取り組みのきっかけ、背景、取り組み前の問題点

 当院は広島県初の療養型病院として開設しました。選ばれるための医療機関として、医療の提供をはじめとして、リハビリテーションの充実、介護事業の展開、在宅療養のサポートを手がけてきました。中でも口腔ケア、食事ケアには特に注力してきました。その他 地域公開講座、口腔ケア地域セミナー、認知症カフェ、栄養教室などの開催、ひろしまキッズシティへの参加 など、地域へ私たちの力を提供することを使命として活動し続けることを重視しています。一方これらの活動を充実させるためには、働き方のバランスを取ることも重要であるため、より働きやすい環境整備に取り組んでいるところです。

取り組み対象

  • 取り組み対象
    コメディカル,看護職
  • 取り組みの中心部署・人物
    院長・看護部長・看護科長・介護科長・リハビリ部長・リハビリ主任
  • 取り組み詳細
     入院患者様の口腔ケアに重点を置き活動しています。患者様の重症化が進んでいること、また勤務者が少ない朝食後の口腔ケア時に、看護職員、介護職員の負担が増していました。院長をはじめとして、関係部門で協議を重ね、リハビリ職員の新シフトを作り出し、食後の口腔ケアや整容などにリハビリ職員が加わるようにしました。

実施後の成果

Ⅰ.働き方・休み方改善_成果
2 勤務負担軽減 成果
勤務終了後から退勤までの所要時間減少
成果の出た対象 ☐医師,☐コメディカル,☑看護職,☐事務職
成果に影響を与えた取り組み 【取組(1)】
成果指標 夜勤終了後から退勤までの所要時間  0.5~1.0時間⇒0~0.5時間

これまでの取り組み成果に対する院内の声・反応

 自部門だけで問題解決するには限度があり、広い視野で患者様にどう寄り添うか検討、対策を実践でき、やりがいにもつながっている。

今後の課題等について

 職員の負担軽減とともに、患者様に寄り添えるケアの充実が実現でき、職員のモチベーションが向上しました。更に病室の患者様のもとへ職員がかけつける時間短縮のために、設備の大幅改修を決定。平成30年3月までに完成する見込みです。

取り組み・提案者概要

取組者
法人全体の取組
法人名
医療法人社団 明和会
病院名
大野浦病院
法人(病院)の開設主体
医療法人
所在地
広島県廿日市市丸石2-3-35
主たる医療機能の特徴
慢性期機能
一般病床
病床数:
 
入院基本料:
療養病床
病床数: 91
 
入院基本料:療養病棟入院基本料1
結核病床
病床数:
 
入院基本料:
精神病床
病床数:
 
入院基本料:
その他病床
病床名:回復期リハビリテーション
 
病床数:29
 
入院基本料:回復期リハビリテーション病棟入院料2
一日あたりの平均外来患者数
50人(平成29年度数値)
一日あたりの平均在院患者数
112人(平成29年度数値)
一般病棟の平均在院日数
0日(年度数値)
病床稼働率
93.3%(平成29年度数値)
職員総数
190人(平成29年度数値)
医師
9人
看護職
53人
医師事務作業補助者
0人
看護補助者
68人
医師の交代制勤務の有無
なし
看護師の交代勤務の状況
2交代制(変則含)
勤務環境改善についての表彰・認定等について
特になし