取り組んだ内容

【取組(1)】
Ⅲ.働きやすさ確保のための環境整備
1 仕事と子育て・介護等の両立支援
子育て・介護等を行っている職員が雇用形態や勤務形態を選択可能な制度(短時間正職員制度、フレックスタイム制度、裁量労働制等。男性職員・女性職員ともに対象)を整備している

取り組みのきっかけ、背景、取り組み前の問題点

 当院は広島県初の療養型病院として開設しました。選ばれるための医療機関として、医療の提供をはじめとして、リハビリテーションの充実、介護事業の展開、在宅療養のサポートを手がけてきました。中でも口腔ケア、食事ケアには特に注力してきました。その他 地域公開講座、口腔ケア地域セミナー、認知症カフェ、栄養教室などの開催、ひろしまキッズシティへの参加 など、地域へ私たちの力を提供することを使命として活動し続けることを重視しています。一方これらの活動を充実させるためには、働き方のバランスを取ることも重要であるため、より働きやすい環境整備に取り組んでいるところです。

取り組み対象

  • 取り組み対象
    医師,コメディカル,看護職
  • 取り組みの中心部署・人物
    理事長・院長・理事・看護部長・リハビリ部長・事務長
  • 取り組み詳細
     出産や子育てと仕事の両立に悩む職員は多くいます。新卒者は県外から就職する職員も多く、子育てをしながらも働き続ける環境を整備することが不可欠と判断し、数年前から近隣の複数の保育園と連携。職員の子の受け入れに際し、早期から相談し、育児休暇後にスムーズに職場復帰できるような環境としました。また、職場復帰後は、希望する職員が時短勤務を選択できるようにしています。

実施後の成果

Ⅲ.働きやすさ確保のための環境整備_成果
1 仕事と子育て・介護等の両立支援 成果
その他
成果の出た対象 ☑医師,☑コメディカル,☑看護職,☐事務職
成果に影響を与えた取り組み 【取組(1)】
成果指標 該当職員のほぼ100%が、保育園連携制度、時短勤務制度を活用し、離職せず家庭と仕事のバランスを各々がしっかり取りながら、職場で活躍し続けています。

これまでの取り組み成果に対する院内の声・反応

 子育てをしながらの仕事は不安が大きいが、多くの先輩職員が各制度を利用しながら仕事にあたっているので、先輩に相談したりまた自身でも制度を利用しながら、両立を実現できている。

今後の課題等について

 院内保育所が欲しいとの要望を職員が持っているとの声は聞いているが、実利用者数から見ると運営が難しい側面はあります。その中で、いかに職員が安心して働けるか考えられる対策を実践し続けることとしたいと考えています。

取り組み・提案者概要

取組者
法人全体の取組
法人名
医療法人社団 明和会
病院名
大野浦病院
法人(病院)の開設主体
医療法人
所在地
広島県廿日市市丸石2-3-35
主たる医療機能の特徴
慢性期機能
一般病床
病床数:
 
入院基本料:
療養病床
病床数: 91
 
入院基本料:療養病棟入院基本料1
結核病床
病床数:
 
入院基本料:
精神病床
病床数:
 
入院基本料:
その他病床
病床名:回復期リハビリテーション
 
病床数:29
 
入院基本料:回復期リハビリテーション病棟入院料2
一日あたりの平均外来患者数
50人(平成29年度数値)
一日あたりの平均在院患者数
112人(平成29年度数値)
一般病棟の平均在院日数
0日(年度数値)
病床稼働率
93.3%(平成29年度数値)
職員総数
190人(平成29年度数値)
医師
9人
看護職
53人
医師事務作業補助者
0人
看護補助者
68人
医師の交代制勤務の有無
なし
看護師の交代勤務の状況
2交代制(変則含)
勤務環境改善についての表彰・認定等について
特になし