取組事例・提案の紹介

看護職のワークライフバランスビジョン: 時間と心にゆとりを持って、永く働き続けられるあたたかい職場

取組・提案者概要

取組者
法人全体の取組
法人名
社会医療法人畿内会
病院名
岡波総合病院
法人(病院)の開設主体
医療法人
所在地
三重県伊賀市上野桑町1734番地
主たる医療機能の特徴
急性期機能
一般病床
病床数: 285
 
入院基本料:10対1
療養病床
病床数:
 
入院基本料:
結核病床
病床数:
 
入院基本料:
精神病床
病床数:
 
入院基本料:
その他病床
病床名:回復期リハビリ病床
 
病床数:50
 
入院基本料:15対1
続きを見る
一日あたりの平均外来患者数
459.5人(平成29年度数値)
一日あたりの平均在院患者数
261.2人(平成29年度数値)
一般病棟の平均在院日数
15.2日(平成29年度数値)
病床稼働率
83.7%(平成29年度数値)
職員総数
866人(平成29年度数値)
医師
38人
看護職
201人
医師事務作業補助者
4人
看護補助者
87人
医師の交代制勤務の有無
なし
看護師の交代勤務の状況
2交代制(変則含)
勤務環境改善についての表彰・認定等について
三重県の「女性が働きやすい医療機関」認証を受けている。

吹出し

この取組を評価する

参考になった!

取り組んだ内容

【取組(1)】
Ⅰ.働き方・休み方改善
1 労働時間管理
時間外労働時間の削減に取り組んでいる
時間外・始業前残業を減らす
【取組(2)】
Ⅰ.働き方・休み方改善
1 労働時間管理
年次有給休暇をはじめとする休暇の取得を促進している
全員が連続休暇を5~7日取れる
【取組(3)】
Ⅰ.働き方・休み方改善
2 勤務負担軽減
募集・採用を強化するための取組を実施している
できるだけながく勤めたいと思える
【取組(4)】
Ⅲ.働きやすさ確保のための環境整備
3 風土・環境整備
その他
情報の周知(しってだーこ通信・看護部通信:ひまわり)
【取組(5)】
Ⅳ.働きがいの向上
1 キャリア形成支援
その他
看護ケアの時間を増やす

取組のきっかけ、背景、取組前の問題点

日本看護協会推進事業 三重県看護協会「看護職のWLB推進ワークショップ」に参加。

日本看護協会推進事業でありインデックス調査により自病院の現在と今後の改善点について検討できるきっかけ。

取組対象

  • 取組対象
    看護職
  • 取組の中心部署・人物
    看護部、人事課
  • 取組詳細
    平成30年度WLB推進メンバー
    委員長:吉川副看護部長、副委員長:殿本師長補佐
    委員:松島看護部長、加藤師長、山本師長、東雲師長補佐、田中師長補佐、
       佐々木副主任、今宿副主任、首藤副主任、川野看護師
       垣内人事課長、溜井医事課主任、本田人事課副主任

実施後の成果

Ⅰ.働き方・休み方改善_成果
1 労働時間管理 成果
時間外労働時間数が減っている
成果の出た対象 ☐医師,☐コメディカル,☑看護職
成果に影響を与えた取組 【取組(1)】
成果指標 ①業務の見直し
病棟の中で指示や、病状説明件数が一番多い病棟が一番時間外が少なかった。
⇒昼1回と17時に残務の整理を共有する。
②記録時間の短縮
 記録委員会主体で記録のテンプレートの作成
⇒全体の8割が記録テンプレートを使用できなかった。
⇒現在、引き続き周知に努めている。
Ⅰ.働き方・休み方改善_成果
1 労働時間管理 成果
年次有給休暇の取得率が上がっている
成果の出た対象 ☐医師,☐コメディカル,☑看護職
成果に影響を与えた取組 【取組(2)】
成果指標 ①給与明細書への有休残日数表示
 自分の休暇日数が何日あるのか給与明細に明示していることを周知した。
⇒WLB通信で全職員対象に通知。
②個人によって休暇取得方法(連続休暇・分割休暇)の希望が違った。
 「年間連続休暇・分割休暇希望表」を作成し、各部署に配布、運用開始
⇒平成29年4月~12月で71%取得となった。
③年次有給休暇の時間単位取得
⇒WLB研修で紹介され、職員からも要望があり制度整備を行った。
(平成29年4月1日より)
Ⅰ.働き方・休み方改善_成果
2 勤務負担軽減 成果
募集・採用を強化するための取り組みを実施している
成果の出た対象 ☐医師,☐コメディカル,☑看護職
成果に影響を与えた取組 【取組(3)】
成果指標 ①病院HPの看護部HPをリニューアル・看護部パンフレットを刷新
 募集要綱だけでなく働き方や研修制度、看護師データなどを増やした
⇒大きく応募が増えていないが紹介会社からの問い合わせは増え、データ指標は好評である。
Ⅲ.働きやすさ確保のための環境整備_成果
3 風土・環境整備 成果
職員による職場環境・風土に関する評価が前回調査と比べて改善されている
成果の出た対象 ☐医師,☑コメディカル,☑看護職
成果に影響を与えた取組 【取組(4)】
成果指標 ①情報誌「しってだーこ通信」発刊(平成28年9月初刊)
 休暇残日数や育児短時間制度などの情報をトピックス的に発信する。
⇒看護部のみでなく他部門からも制度が理解できたと好評であった。
②看護部通信(ひまわり)の発刊(平成28年4月初刊)
⇒スタッフ1人1人に情報や想いを伝えたかった。
Ⅳ.働きがいの向上_成果
1 キャリア形成支援 成果
看護ケアの時間を増やす
成果の出た対象 ☐医師,☐コメディカル,☑看護職
成果に影響を与えた取組 【取組(5)】
成果指標 ①看護ケアのうち入浴ケアを増やす
 各病棟の機械浴室利用状況の現状分析を行った。
⇒使用されていない曜日・時間帯が明確化されたため使用曜日・時間帯の変更を行った。
※インデックス調査結果、12/18師長会で確認

これまでの取組成果に対する院内の声・反応

・法人内全体でのトピックスや制度周知ができた。
・「しってだーこ通信」「ひまわり通信」の発行により制度などの周知ができた。また、院内全体に掲示することで他部署からの反応も良かった。
・コメディカル部門にも波及し、技術部門会議で人事制度などの説明を定期的に行うようになった。
・男性看護師を対象とした「男子会」をつくり経営層との懇親会を行った。
・卒後2~3年目の看護師の意見交換会を行った。

今後の課題等について

①当院の看護師の働き方の実態から当院がどのような業務をどのような体制でおこなっていてそれが働き方にどう関係しているのか考える機会となった。
②看護師のライフサイクルが仕事にどのように影響しているのか、またそんな中で看護師が何を大切にして仕事に取り組んでいるのかを知ることができた。
③今後はそれをどのように支援し、やりがいのある仕事に結びつけていくことができるかを看護部だけでなく病院全体で取り組んでいけるようにこの経験を生かし発展していきたい。

いきサポ公式Twitter