取り組んだ内容
【取組(1)】 Ⅰ.働き方・休み方改善 |
1 労働時間管理 |
夜勤専従者への配慮(夜勤の時間・回数の制限等)を行っている |
【取組(2)】 Ⅰ.働き方・休み方改善 |
1 労働時間管理 |
年次有給休暇をはじめとする休暇の取得を促進している |
【取組(3)】 Ⅴ.その他 |
他 部署が忙しい際に誰が応援に行くか迷う時間をなくすため、シフト表に応援当番を明記した。また透析室業務は注意事項が多いため、従来は担当看護師が記憶していた内容(スタッフ が 止血/止血ベルトを利用 等)を患者ファイルに細かく明記し、応援看護師が戸惑わないよう配慮した |
取り組みのきっかけ、背景、取り組み前の問題点
・有床診療所は看護師確保に課題がある場合が多く、当院も新規採用が難しい状況にあるため、今いる看護師を大切に育成 し離職 防止を図り、日々の業務を運営している
・半面、40歳代以上の看護師が増加し、体力的な問題や、親の介護等の家庭の事情を抱えている場合が多くなってきた。休暇希望に応じ、少ない 看護師で回せるようにするため、他部署への応援をよりスムーズにする必要があった
・また、透析ベッドが53台あり、午前 ・午後・夜間の3クールを実施するため看護師の負担が大きい。透析室業務は細かいため、応援の際に戸惑うケースも見られた
・こうした状況を踏まえ 、休暇を取得しやすい環境づくりや、少ない人数でも日々の業務運営を行えるよう部署間の看護師の応援体制の確立に取組むことと した
取り組み対象
- 取り組み対象
看護職
- 取り組みの中心部署・人物
看護師長
- 取り組み詳細
・シフト作成の手間は増えるが、日付指定で夜勤希望を出せるようにした(通常は曜日指定。日付指定により夜勤希望が重複した場合は当人同士で話し合うよう看護師長が働きかけている
・4 日以上の連続休暇を 2 年に 1 回を目途に取得できるようにした。長期休暇を取得する看護師がいる場合はシフト表にその旨を記載し、他の看護師がなるべく出勤する等により、出勤者数を確保している
・特定日の休暇を希望する場合と変更可能な場合でシフト表の「休」表示の色を変え、特定日に休みたい看護師と休暇日を変更可能な看護師とで直接調整して いる。長期休暇も含め看護師長が些細なことでも相談に乗っている
実施後の成果
Ⅰ.働き方・休み方改善_成果 | ||
2 勤務負担軽減 成果 | ||
その他 | ||
成果の出た対象 | ☐医師,☐コメディカル,☑看護職,☐事務職 | |
成果に影響を与えた取り組み | 【取組(2)】 【取組(3)】 | |
成果指標 | ・看護師数が限られてる中でも有給休暇取得率は80%超(予定休暇はほぼ100%) ・4日以上の長期休暇についても本人希望に応じて取得できる体制を作ることができた |
これまでの取り組み成果に対する院内の声・反応
・看護師長がシフトを 作った 後、休暇や業務分担等も考慮 しつつ現場で細かな調整を行っている。各看護師の業務が明確になり、看護師の動きも変わった
・応援が必要になった際、誰 が行くか迷う ことも 多かったが、現在では予め決めているので責任意識も生まれ、スムーズに応援に行けるようになっている
今後の課題等について
取り組み・提案者概要
- 取組者
- 病院単体での取組
- 法人名
- 医療法人社団信和会
- 病院名
- 石川泌尿器科・腎臓内科
- 法人(病院)の開設主体
- 医療法人
- 所在地
- 北海道札幌市西区西野4条2丁目1-20
- 主たる医療機能の特徴
- 急性期機能
- 一般病床
- 病床数: 19
- 入院基本料:
- 療養病床
- 病床数:
- 入院基本料:
- 結核病床
- 病床数:
- 入院基本料:
- 精神病床
- 病床数:
- 入院基本料:
- その他病床
- 病床名:
- 病床数:
- 入院基本料:
- 一日あたりの平均外来患者数
- 人(年度数値)
- 一日あたりの平均在院患者数
- 人(年度数値)
- 一般病棟の平均在院日数
- 日(年度数値)
- 病床稼働率
- %(年度数値)
- 職員総数
- 人(年度数値)
- 医師
- 5人
- 看護職
- 23人
- 医師事務作業補助者
- 人
- 看護補助者
- 4人
- 医師の交代制勤務の有無
- なし
- 看護師の交代勤務の状況
- 2交代制(変則含)
- 勤務環境改善についての表彰・認定等について