取り組んだ内容
【取組(1)】 Ⅰ.働き方・休み方改善 |
1 労働時間管理 |
時間外労働時間の削減に取り組んでいる |
会議の開催時刻の見直し |
【取組(2)】 Ⅰ.働き方・休み方改善 |
1 労働時間管理 |
その他 |
ICカードによる出退勤管理システムの導入 |
【取組(3)】 Ⅰ.働き方・休み方改善 |
1 労働時間管理 |
1回当たりの最長勤務時間の削減に取り組んでいる |
夜勤用スクラブの導入(看護部) |
取り組みのきっかけ、背景、取り組み前の問題点
<きっかけ・背景> 2014年10月の「医療従事者の勤務環境改善に関する医療法」の施行と静岡県における「ふじのくに医療勤務環境改善支援センター」の設置が後押しとなり、病院に多職種で構成した「医療勤務環境改善員会」を2016年4月に設置した。現状分析シートを用いて分析を行い課題を整理、優先して取り組むべき目標を定めた。
<問題点>
・ 労働時間管理が適切に行われていない
・ 整備されている休暇・休業制度を知らない職員が多い
・ ハラスメント対策が不十分
・ 医療関係職種の役割拡大が進んでいない
取り組み対象
- 取り組み対象
医師,コメディカル,看護職
- 取り組みの中心部署・人物
《医療勤務環境改善委員会》
委員会メンバーは既存の衛生委員会業務改善委員会の委員より選出した。
医師、診療技術部、看護師、事務員の多職種で構成している。
- 取り組み詳細
・2015年4月、委員会を設立するための準備を開始
委員会メンバーの検討
委員会の規程の作成
活動内容
委員会の開催計画 のための研修会の参加
医療勤務環境改善
・2015年10月に委員会の設置
・医療勤務環境改善プランの策定
対象は当院で勤務する全ての職員
現状分析シートを用いて課題の抽出
・優先して取り組む6つの目標
職場環境に対する満足度を向上
時間外勤務時間を削減
ワーク・ライフ・バランスの推進
産休・育休復帰を支援
ハラスメントのない職場づくり
医師及び医療関係種と事務職員等の役割分担
実施後の成果
Ⅰ.働き方・休み方改善_成果 | ||
1 労働時間管理 成果 | ||
時間外労働時間数が減っている | ||
成果の出た対象 | ☑医師,☑コメディカル,☑看護職,☐事務職 | |
成果に影響を与えた取り組み | 【取組(1)】 【取組(2)】 【取組(3)】 | |
成果指標 | 1.時間外開催の委員会40のうち30の委員会が時間内開催や時間の短縮に取り組んだ 2.全職員の時間外平均目標13.5時間 2014年の15.5時間 ⇒ 2017年15.3時間 ⇒ 2018年15.5時間 |
これまでの取り組み成果に対する院内の声・反応
労務時間管理について意識が高まった.
早朝会議や勤務時間終了後の会議が大幅に減ったことはとても喜ばしい。
同様に研修会についても勤務時間内に行うような動きがある。
出退勤時刻の記録を開始したことで、早すぎる出勤を抑止するようになった。
今後の課題等について
勤務管理に関する意識の高まりから、2018年度の時間外勤務が増えたと考えられる
労務が自己研鑽かのルール化
適正な時間外勤務の申請
時間外勤務の申請時間は職種により差が大きい
取り組み・提案者概要
- 取組者
- 病院単体での取組
- 法人名
- 病院名
- 藤枝市立総合病院
- 法人(病院)の開設主体
- 地方公共団体等(都道府県、市町村、地方独立行政法人)
- 所在地
- 静岡県藤枝市駿河台4丁目1番11号
- 主たる医療機能の特徴
- 急性期機能
- 一般病床
- 病床数: 564
- 入院基本料:
- 療養病床
- 病床数:
- 入院基本料:
- 結核病床
- 病床数:
- 入院基本料:
- 精神病床
- 病床数:
- 入院基本料:
- その他病床
- 病床名:
- 病床数:
- 入院基本料:
- 一日あたりの平均外来患者数
- 1083.8人(平成30年度数値)
- 一日あたりの平均在院患者数
- 474人(平成30年度数値)
- 一般病棟の平均在院日数
- 13.3日(平成30年度数値)
- 病床稼働率
- 87.1%(平成30年度数値)
- 職員総数
- 1168人(平成30年度数値)
- 医師
- 152人
- 看護職
- 602人
- 医師事務作業補助者
- 15人
- 看護補助者
- 81人
- 医師の交代制勤務の有無
- なし
- 看護師の交代勤務の状況
- 2交代制(変則含)
- 勤務環境改善についての表彰・認定等について