取り組んだ内容

【取組(1)】
Ⅰ.働き方・休み方改善
1 労働時間管理
その他
看護師の夜勤専従の申請(新規、継続)に対して、書類審査及び必要に応じて保健師の面談を実施して承認している。

取り組みのきっかけ、背景、取り組み前の問題点

2013年度初めに看護師の夜勤専従を導入する際に、看護部から健康管理室に健康管理についての相談があり、申請・承認の制度を作り実施している。

取り組み対象

  • 取り組み対象
    看護職
  • 取り組みの中心部署・人物
    産業医、健康管理室保健師
  • 取り組み詳細
    看護師の夜勤専従の新規、更新(3か月毎に更新、最大3回連続更新可)の申請時に、一般定期健康診断結果、職業性ストレス簡易調査表(57項目)を受けてもらいその分析結果、血圧の測定結果を提出してもらい、産業医が書類審査をして承認の判定をする。必要な場合は産業医の指示で保健師が申請者に面談した上で、判定する。

実施後の成果

Ⅰ.働き方・休み方改善_成果
1 労働時間管理 成果
承認の審査をすることで、心身の不調の未然防止に一定の効果があると考えられる。
成果の出た対象 ☐医師,☐コメディカル,☑看護職,☐事務職
成果に影響を与えた取り組み 【取組(1)】
成果指標 高血圧があり未治療の看護師に対して承認せず治療を受けることを指示し、治療につなげられた等の事例がある。

これまでの取り組み成果に対する院内の声・反応

平均して月12~13名の申請がある。夜勤専従者に対する一定の健康管理はできているとの評価を看護部からもらっている。

今後の課題等について

導入時は夜勤専従の申請は3か月継続のみであったが、その後1か月~2か月継続のメニューもでき、申請件数が増えると対応できなくなる恐れがあったためこの場合は健康管理室の承認を不要としたが、現在は1か月~2か月の申請が主となり3か月が減ってきている。このため1か月~2か月の申請にも健康管理室の承認を必要とするように変更するかどうかを検討しなければならない状況である。

取り組み・提案者概要

取組者
法人全体の取組
法人名
地方独立行政法人大阪市民病院機構
病院名
大阪市立総合医療センター
法人(病院)の開設主体
地方公共団体等(都道府県、市町村、地方独立行政法人)
所在地
大阪府大阪市都島区都島本通2丁目13番22号
主たる医療機能の特徴
高度急性期機能
一般病床
病床数: 975
 
入院基本料:7対1
療養病床
病床数:
 
入院基本料:
結核病床
病床数:
 
入院基本料:
精神病床
病床数: 55
 
入院基本料:10対1
その他病床
病床名:感染症病床
 
病床数:33
 
入院基本料:7対1
一日あたりの平均外来患者数
1832.9人(平成30年度数値)
一日あたりの平均在院患者数
826.4人(平成30年度数値)
一般病棟の平均在院日数
10.5日(平成30年度数値)
病床稼働率
83.4%(平成30年度数値)
職員総数
2214人(平成30年度数値)
医師
432人
看護職
1205人
医師事務作業補助者
75人
看護補助者
36人
医師の交代制勤務の有無
あり
看護師の交代勤務の状況
3交代制(変則含),2交代制(変則含)
勤務環境改善についての表彰・認定等について