取り組んだ内容
【取組(1)】 Ⅲ.働きやすさ確保のための環境整備 |
1 仕事と子育て・介護等の両立支援 |
男性職員に育児休業を取得するよう積極的に働きかけている |
【取組(2)】 Ⅲ.働きやすさ確保のための環境整備 |
1 仕事と子育て・介護等の両立支援 |
法定以上の育児休業制度、子の看護休暇制度(男性職員・女性職員ともに対象)を導入している |
【取組(3)】 Ⅰ.働き方・休み方改善 |
1 労働時間管理 |
年次有給休暇をはじめとする休暇の取得を促進している |
【取組(4)】 Ⅰ.働き方・休み方改善 |
1 労働時間管理 |
時間外労働時間の削減に取り組んでいる |
【取組(5)】 Ⅱ.職員の健康支援 |
1 健康管理 |
職員の健康教育や身体的健康対策(生活習慣病対策等)に取り組んでいる |
取り組みのきっかけ、背景、取り組み前の問題点
当院は、看護配置13対1から10対1に変更するため、平成24年度に看護師を増員したが、職員研修、システムの理解不足など、管理体制機能の整備が課題となった。このような状況に加え、事業承継、病院の老朽化による新病院の建て替えに伴う病院機能のあり方を検討するなかで、管理者のスキルアップ研修、やる気のある人材を育成、やりがいを持ち、働き続けられる職場環境の整備や業務改善が必要であると考え、課題に取り組む一環で「くるみん」の認定にも取り組むこととした。
取り組み対象
- 取り組み対象
医師,コメディカル,看護職
- 取り組みの中心部署・人物
理事長の発案により各部署より人材を集め病院建て替えチームを立ち上げ、くるみん関係は事務長、社会保険労務士の協力を図る
- 取り組み詳細
事業承継継承と病院建て替え等により意識改革に取り組み始めた変革時に離職率H25年度が16.7%、H26年度が25.7%、H27年度が20.8%と悪化した。また、有給休暇の取得率は40%後半であるが、個人差があり不公平であった。
理事長の指示のもとワークライフバランスの充実と業務改善による効率的な働き方、育児との両立が出来る休暇の取得及び病院建て竹替えなどの検討を開始
H25.4~子供が生まれる際の父親の休暇取得を促進。妊娠出産育児に関する諸制度の周知。
H27.12 バースディ休暇の取得の推進(正職員対象)
H28.4~妊娠出産育児に関する諸制度の周知の為、定期的に勉強会を開催。
H28.4 バースデイ休暇の取得の促進(全職員対象)
H28.6 くるみん認定以降、大学等就職説明会でくるみん認知度を向上させる為の広報活動
H29.10 育児介護休業に関する規程を法定以上に変更
H30.10 ノー残業デーの実施
H30.12 定年を65歳に延長、再雇用を70歳に拡大
H31.4 就業規則変更、短時間正職員制度、リフレッシュ休暇の取得時期の拡大と取得可能者の拡大
実施後の成果
Ⅲ.働きやすさ確保のための環境整備_成果 | ||
1 仕事と子育て・介護等の両立支援 成果 | ||
男性職員の育児休業取得者数が増えている/育児休業取得率が上がっている | ||
成果の出た対象 | ☑医師,☑コメディカル,☑看護職,☐事務職 | |
成果に影響を与えた取り組み | 【取組(1)】 | |
成果指標 | くるみんの取得の取り組みによって男性職員も日数は少ないものの取得をするようになった。 |
Ⅲ.働きやすさ確保のための環境整備_成果 | ||
1 仕事と子育て・介護等の両立支援 成果 | ||
その他 | ||
成果の出た対象 | ☑医師,☑コメディカル,☑看護職,☐事務職 | |
成果に影響を与えた取り組み | 【取組(2)】 | |
成果指標 | H28.4~妊娠出産育児に関する諸制度の周知の為、定期的に勉強会を開催。 H29.10 育児介護休業に関する規程を法定以上に変更 |
Ⅰ.働き方・休み方改善_成果 | ||
1 労働時間管理 成果 | ||
年次有給休暇の取得率が上がっている | ||
成果の出た対象 | ☑医師,☑コメディカル,☑看護職,☐事務職 | |
成果に影響を与えた取り組み | 【取組(3)】 | |
成果指標 | 取得に個人差があったので、有給休暇を各職員が取れるように勤務表の作成を各所属長にお願いすることで均等に取得できるように取り組んだ |
Ⅰ.働き方・休み方改善_成果 | ||
1 労働時間管理 成果 | ||
時間外労働時間数が減っている | ||
成果の出た対象 | ☑医師,☑コメディカル,☑看護職,☐事務職 | |
成果に影響を与えた取り組み | 【取組(4)】 | |
成果指標 | バースデイ休暇の推進 ノー残業ディの実施 |
Ⅱ.職員の健康支援_成果 | ||
1 健康管理 成果 | ||
全国健康保険協会と健康事業所宣言の取り組み | ||
成果の出た対象 | ☑医師,☑コメディカル,☑看護職,☐事務職 | |
成果に影響を与えた取り組み | 【取組(5)】 | |
成果指標 | 講師を招き健康保持増進講習会の開催 |
これまでの取り組み成果に対する院内の声・反応
離職率もH28、18%、H29、14.7%、H30、10.2%と下降した。
残業はH28、5.5時間/人、H29、4.4時間/人、H30、3.8時間/人と減少
有給休暇取得率H28、38.4%、H29、42.4%、H30、49.1%と増加
H28.4月20代22人60代以上20人全職員157人→H30.4月20代55人60代以上37人全職員225人と増加。
病院建て替え、事業拡大の影響もあるが職員採用も安定し、業績も安定。
今後の課題等について
働き方改革により有給取得が進むにつれ、人材不足になりさらなる求人活動と魅力ある病院づくりや職員教育の充実を図り、地域の皆様に選ばれる病院を目指すことが重要となる
取り組み・提案者概要
- 取組者
- 法人全体の取組
- 法人名
- 医療法人パテラ会
- 病院名
- 月夜野病院
- 法人(病院)の開設主体
- 医療法人
- 所在地
- 群馬県利根郡みなかみ町真庭316番地
- 主たる医療機能の特徴
- 回復期機能
- 一般病床
- 病床数: 32
- 入院基本料:10対1
- 療養病床
- 病床数: 40
- 入院基本料:その他 回復期リハビリテーション病棟入院料1
- 結核病床
- 病床数:
- 入院基本料:
- 精神病床
- 病床数:
- 入院基本料:
- その他病床
- 病床名:
- 病床数:
- 入院基本料:
- 一日あたりの平均外来患者数
- 114.68人(平成30年度数値)
- 一日あたりの平均在院患者数
- 68.64人(平成30年度数値)
- 一般病棟の平均在院日数
- 13.04日(平成30年度数値)
- 病床稼働率
- 95.33%(平成30年度数値)
- 職員総数
- 182人(平成30年度数値)
- 医師
- 7人
- 看護職
- 48人
- 医師事務作業補助者
- 0人
- 看護補助者
- 16人
- 医師の交代制勤務の有無
- なし
- 看護師の交代勤務の状況
- 2交代制(変則含)
- 勤務環境改善についての表彰・認定等について
-
くるみん認定(H28.4、H30.6)
群馬県いきいきGカンパニー認証(ベーシック認証H28.1)(ゴールド認証H30.9)