取り組んだ内容
【取組(1)】 Ⅳ.働きがいの向上 |
1 キャリア形成支援 |
その他 |
1.介護職の主任の複数人の設置2.介護職の看護部教育委員会や業務委員会への参加3.外部研修へ積極的に参加し、同僚に伝達講習を実施する。4.他施設の見学と交流の実施5.介護職のラダー作成 |
取り組みのきっかけ、背景、取り組み前の問題点
1.70歳以上の高齢患者の入院が増加してきている中で、急性期病院は、医療と生活援助を同時行わなければならない。看護師の業務量は多岐にわたり、増加の一途である。その中で、生活支援の中に、介護福祉士・ヘルパー2級の参入はその専門性を考えるに、適切だと考えた。
2.しかし、介護職の専門性を認めないのは、看護職でもあった。介護職員に指示する習慣を協働に持っていく努力は、看護師に対して行わなければならなかった。
取り組み対象
- 取り組み対象
看護職
- 取り組みの中心部署・人物
介護職の研修担当委員会(師長・副師長5名、主任介護福祉士2名)
- 取り組み詳細
1.介護職対象の研修会の開催(年6回)講師は、介護職自らであったり、看護師であったりテーマによって異なる。
2. 介護職リーダー会 1回/月
3. 外部研修参加計画の作成、 2017年度延べ7名の参加だったが、2018年は9月現在で13名参加し、伝達講習が行われている。
4. 同じ厚生会グループの介護職員との交流会を設ける予定である。
実施後の成果
Ⅳ.働きがいの向上_成果 | ||
1 キャリア形成支援 成果 | ||
お互いの役割を理解、刺激している。 | ||
成果の出た対象 | ☐医師,☐コメディカル,☑看護職,☐事務職 | |
成果に影響を与えた取り組み | 【取組(1)】 | |
成果指標 | 介護職のラダーに沿った研修を行うことで、お互いの役割を理解しあい、刺激になっている |
これまでの取り組み成果に対する院内の声・反応
1.介護職のラダーに沿った研修を行うことで、お互いの役割を理解しあい、刺激になっている。
2.介護科の設立が本当にできるのかは、①ラダーの設置 ②研修の充実 ③リーダーシップ、メンバーシップが取れるのか ④研究発表 などが条件になってくる
今後の課題等について
1..回復期リハビリセンターや地域包括ケア病棟のように、介護計画の作成を一般病棟でも作成することは、業務量的にむつかしい。増員をしたいが、病院への就業希望者はいない。
給与のアップを同時に交渉してゆく。
2.当院の介護福祉士は、介護福祉士の学校卒業者よりも、圧倒的に臨床3年をもって、試験に合格した者が大半でる。
介護福祉士の目標が同じ方向を向くように目標管理をしてゆかなければならない。
取り組み・提案者概要
- 取組者
- 病院単体での取組
- 法人名
- 公益財団法人 日産厚生会
- 病院名
- 玉川病院
- 法人(病院)の開設主体
- その他(公益法人、私立学校法人、社会福祉法人、医療生協、会社、その他の法人)
- 所在地
- 東京都世田谷区瀬田4-8-1
- 主たる医療機能の特徴
- 急性期機能
- 一般病床
- 病床数: 389
- 入院基本料:7対1
- 療養病床
- 病床数:
- 入院基本料:
- 結核病床
- 病床数:
- 入院基本料:
- 精神病床
- 病床数:
- 入院基本料:
- その他病床
- 病床名:地域包括ケア
- 病床数:44
- 入院基本料:地域包括ケア病棟入院料2
- 一日あたりの平均外来患者数
- 722.5人(平成29年度数値)
- 一日あたりの平均在院患者数
- 291.4人(平成29年度数値)
- 一般病棟の平均在院日数
- 14.4日(平成29年度数値)
- 病床稼働率
- 82.4%(平成29年度数値)
- 職員総数
- 660人(平成29年度数値)
- 医師
- 63人
- 看護職
- 339人
- 医師事務作業補助者
- 10人
- 看護補助者
- 66人
- 医師の交代制勤務の有無
- なし
- 看護師の交代勤務の状況
- 2交代制(変則含)
- 勤務環境改善についての表彰・認定等について
-
永年勤続表彰(勤続10年以上、20年以上、30年以上を表彰する)
TQM活動発表会(院内発表会で 敷地内禁煙活動チームは 金賞)
看護部キャリアラダー制度認定 (アドバンス1A11名、アドバンス1B9名、アドバンス2 9名、エキスパート5名 院内認定)
インジェクションナース認定 (院内認定 37名認定)