取り組んだ内容

【取組(1)】
Ⅰ.働き方・休み方改善
1 労働時間管理
その他
本人または家族にとって記念日となる日の月に、休暇が取得できる(年度中に有給休暇として5日の範囲内。)。ただし、業務に支障がないと認められる場合における休暇。

取り組みのきっかけ、背景、取り組み前の問題点

仕事と生活の調和を目指す「ワークライフバランス」の取組強化の一つとして、「ファミリーデー(記念日)休暇制度」を設けました。これは、本人または家族にとって記念日や節目となる日やその月に、大切な家族やパートナーのために、休みを気がねなく申請できる制度です。プライベートを大事にできるからこそ、仕事に頑張れると思います。
 また、年次有給休暇の取得促進策の一環として導入しました。

取り組み対象

  • 取り組み対象
    医師,コメディカル,看護職
  • 取り組みの中心部署・人物
    総務課
  • 取り組み詳細
    企画、立案、推進体制を整備。
    【取得期間】
     1年度(4月1日~翌年3月31日)に、5日の範囲内で取得することができます。※嘱託職員、短時間勤務職員も同様です。
    【内容例】
     本人又は家族の「バースデー休暇」。
     本人の結婚記念日の「アニバーサル休暇」。
     孫が生まれた際の「孫誕生休暇」。
     中学生以下の子供がいる職員に、入学式・卒業(園)式等の「ラ・メゾン休暇」。(※ラ・メゾンとは仏語で「家」の意味。)。「職場は家のような存在。職員が活き活きと仕事に取り組める環境を心がければ、家である職場も成長できる。」。
     ※その他菊南病院が認める休暇。

実施後の成果

Ⅰ.働き方・休み方改善_成果
1 労働時間管理 成果
年次有給休暇の取得率が上がっている
成果の出た対象 ☑医師,☑コメディカル,☑看護職,☐事務職
成果に影響を与えた取り組み 【取組(1)】
成果指標 H27年度 44.7%
H28年度 52.5%
H29年度 57.0%

これまでの取り組み成果に対する院内の声・反応

取得者は年々増えてきています。
職員により取得日数にばらつきがある。

今後の課題等について

職員が有給休暇を活用するための「心構え」としては、「休暇前にほかの人に仕事を引き継ぐには、段取りを整える力が必要です。長期休暇をきちんと取れる人は、仕事の管理能力が高いと言えます」。「当院側には休暇を取りやすくする環境作りが求められますが、職員の方も、管理能力を高める努力が必要です」。
全ての職員が80%以上取得できるような体制や風土づくりが必要。

取り組み・提案者概要

取組者
病院単体での取組
法人名
医療法人 室原会
病院名
菊南病院
法人(病院)の開設主体
医療法人
所在地
熊本県熊本市北区鶴羽田3丁目1番53号
主たる医療機能の特徴
回復期機能
一般病床
病床数: 60
 
入院基本料:その他 地域包括ケア病棟1
療養病床
病床数: 118
 
入院基本料:その他 医療療養1(50)、回復期リハ2(36)、介護療養(32)
結核病床
病床数:
 
入院基本料:
精神病床
病床数:
 
入院基本料:
その他病床
病床名:
 
病床数:
 
入院基本料:
一日あたりの平均外来患者数
90.1人(平成29年度数値)
一日あたりの平均在院患者数
167.3人(平成29年度数値)
一般病棟の平均在院日数
36.4日(平成30年度数値)
病床稼働率
90.8%(平成30年度数値)
職員総数
302人(平成30年度数値)
医師
10人
看護職
118人
医師事務作業補助者
2人
看護補助者
41人
医師の交代制勤務の有無
なし
看護師の交代勤務の状況
2交代制(変則含)
勤務環境改善についての表彰・認定等について
平成20年12月16日 「男女共同参画推進事業者表彰」受賞