取り組んだ内容
【取組(1)】 Ⅰ.働き方・休み方改善 |
1 労働時間管理 |
年次有給休暇をはじめとする休暇の取得を促進している |
【取組(2)】 Ⅰ.働き方・休み方改善 |
2 勤務負担軽減 |
当直(宿直・日直)明けの勤務者に対する配慮を行っている(連続当直を行わない、当直明けに日勤を入れない等) |
取り組みのきっかけ、背景、取り組み前の問題点
当院は、平成20年10月に運営を指定管理制度に移行した際、職員の大幅な減少が生じてしまった。そこで、平成22年4月に院内保育所を開設し、職員の確保、及び定着を図ってきた。
取り組み対象
- 取り組み対象
看護職
- 取り組みの中心部署・人物
総務課
- 取り組み詳細
【労働時間管理】
採用面接の際に現在勤務している病院の勤務環境についてヒアリングを行った結果、有給休暇が自動的に勤務シフトに組み込まれている病院が多いことが分かった。その為、有給休暇の本来の目的の通り、勤務の支障のない程度に、希望制で有給休暇を取得できる体制を部署毎に図っている。
【勤務負担軽減】
看護師の勤務負担を軽減する為、準夜勤、深夜勤を別々に勤務する体制を廃止し、準深夜勤として通し夜勤を行う体制に変更した。また、夜勤明けの翌日までを休日とするシフトを組むことにより、夜勤勤務の負担の軽減を図っている。
実施後の成果
Ⅰ.働き方・休み方改善_成果 | ||
2 勤務負担軽減 成果 | ||
当直(宿直・日直)明けの勤務者に対する配慮を行っている | ||
成果の出た対象 | ☐医師,☐コメディカル,☑看護職,☐事務職 | |
成果に影響を与えた取り組み | 【取組(1)】 | |
成果指標 | 【夜勤の連続回数】 ・病欠等の緊急の休みの場合を除き、連続夜勤、及び夜勤明けの翌日の勤務実績は無し。 |
これまでの取り組み成果に対する院内の声・反応
夜勤体制が2交替制となったことで、勤務日と休日の切り替えを行うことができる様になった。また、深夜帯の出勤、退勤がなくなった為、通勤途中の安全面の改善も図れた。
今後の課題等について
【育児休業者支援】
・現状当院では日勤常勤制度が無い為、育児休業復帰後に夜勤勤務が難しい場合、非常勤職員として勤務している現状がある。長期的に働ける環境を整備する為、今後は日勤常勤の制度を検討する必要がある。
【勤務負担軽減】
・夜勤回数により勤務負担が増加することを防ぐ為、夜勤専従非常勤職員、夜勤可能非常勤職員を増やす必要がある。
取り組み・提案者概要
- 取組者
- 病院単体での取組
- 法人名
- 一般財団法人 佐野メディカルセンター
- 病院名
- 佐野市民病院
- 法人(病院)の開設主体
- その他(公益法人、私立学校法人、社会福祉法人、医療生協、会社、その他の法人)
- 所在地
- 栃木県佐野市田沼町1832-1
- 主たる医療機能の特徴
- 急性期機能
- 一般病床
- 病床数: 164
- 入院基本料:7対1
- 療養病床
- 病床数: 94
- 入院基本料:療養病棟入院基本料1
- 結核病床
- 病床数:
- 入院基本料:
- 精神病床
- 病床数:
- 入院基本料:
- その他病床
- 病床名:
- 病床数:
- 入院基本料:
- 一日あたりの平均外来患者数
- 307人(平成28年度数値)
- 一日あたりの平均在院患者数
- 160.4人(平成28年度数値)
- 一般病棟の平均在院日数
- 11日(平成28年度数値)
- 病床稼働率
- 82%(平成28年度数値)
- 職員総数
- 355人(平成28年度数値)
- 医師
- 15人
- 看護職
- 76人
- 医師事務作業補助者
- 6人
- 看護補助者
- 11人
- 医師の交代制勤務の有無
- なし
- 看護師の交代勤務の状況
- 2交代制(変則含)
- 勤務環境改善についての表彰・認定等について
- なし