取組事例・提案の紹介

女性医師の積極採用による医師勤務環境改善と女性医師継続就業サポート

取組・提案者概要

取組者
病院単体での取組
法人名
社会医療法人財団 大和会
病院名
武蔵村山病院
法人(病院)の開設主体
医療法人
所在地
東京都武蔵村山市榎1-1-5
主たる医療機能の特徴
急性期機能
一般病床
病床数: 144
 
入院基本料:7対1
療養病床
病床数: 156
 
入院基本料:療養病棟入院基本料1
結核病床
病床数:
 
入院基本料:
精神病床
病床数:
 
入院基本料:
その他病床
病床名:
 
病床数:
 
入院基本料:
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一日あたりの平均外来患者数
655人(平成28年度数値)
一日あたりの平均在院患者数
243人(平成28年度数値)
一般病棟の平均在院日数
7.1日(平成28年度数値)
病床稼働率
80.8%(平成28年度数値)
職員総数
672人(平成28年度数値)
医師
56人
看護職
237人
医師事務作業補助者
6人
看護補助者
48人
医師の交代制勤務の有無
なし
看護師の交代勤務の状況
3交代制(変則含)
勤務環境改善についての表彰・認定等について
平成27年度 東京都女性活躍推進大賞受賞

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取り組んだ内容

【取組(1)】
Ⅰ.働き方・休み方改善
2 勤務負担軽減
正職員について多様な勤務形態(短時間勤務、短日勤務、交代制勤務、フレックスタイム制など)を活用している
【取組(2)】
Ⅰ.働き方・休み方改善
2 勤務負担軽減
当直(宿直・日直)明けの勤務者に対する配慮を行っている(連続当直を行わない、当直明けに日勤を入れない等)
【取組(3)】
Ⅳ.働きがいの向上
2 休業後のキャリア形成支援
復職者が利用できる短時間正職員制度や有期契約職員制度が導入されている
【取組(4)】
Ⅴ.その他
医師独立支援制度(病院近隣での開業支援)

取組のきっかけ、背景、取組前の問題点

・開業して間もない病院であり、医師不足に悩む
・大学医局との関係も薄い
・医師を呼び込める魅力なし
・離職率が高い ⇒人的問題の解決を図る

取組対象

  • 取組対象
    医師
  • 取組の中心部署・人物
    医局 医師
  • 取組詳細
    ・医師勤務環境改善では女性医師を積極的に採用し活躍していただく環境を整備した(週4日勤務での常勤化 子育てによる当直免除)
    ・当直できる医師が限られる中、当直できない女性医師を採用、日中は外来を女性医師で行い、当直できる医師は当直明け勤務免除とする。 
    ・女性医師を増やす為に勤務条件を個別事情に応じ柔軟に対応した。(復職週1.5日から開始、段階的に日数を増やす)
    ・医師事務作業の軽減の為、メディカルサポート室設置。
    ・医師独立支援制度を設け、病院近隣での開業を支援(病診連携による医師勤務負担軽減を目論む)
    ・人事考課(年1回)を実施。(理事長以下で面接)医師の不満や希望を吸い上げると共に、貢献度を評価し勤務の差による不平等感の解消に努める
    ・小学校入学迄の短時間労働継続を認める
    ・当直勤務負担軽減の為、当直非常勤医師を増やす

実施後の成果

Ⅰ.働き方・休み方改善_成果
1 労働時間管理 成果
年次有給休暇の取得率が上がっている
成果の出た対象 ☑医師,☐コメディカル,☐看護職
成果に影響を与えた取組 【取組(1)】 【取組(2)】 【取組(3)】
成果指標 H28年度実績:55%(平均取得日数8.8日)⇔H25年度28%
Ⅲ.働きやすさ確保のための環境整備_成果
4 人材の定着化 成果
退職者数(定年退職者を除く)が減っている
成果の出た対象 ☑医師,☐コメディカル,☐看護職
成果に影響を与えた取組 【取組(1)】 【取組(2)】 【取組(3)】
成果指標 H28年度2.2% H27年度14% H26年度7.4% H25年度12.7%
Ⅴ.その他_成果
常勤医師数の増加
成果の出た対象 ☑医師,☐コメディカル,☐看護職
成果に影響を与えた取組 【取組(1)】 【取組(2)】 【取組(3)】
成果指標 H28年4月48名(内短時間常勤医師18名)
H25年4月39名(内短時間常勤医師14名)
Ⅴ.その他_成果
当直回数の減少
成果の出た対象 ☑医師,☐コメディカル,☐看護職
成果に影響を与えた取組 【取組(1)】 【取組(2)】 【取組(3)】
成果指標 非常勤医師比率 平成27年度20% ⇒ 平成28年度35%
常勤医師当直回数目処 4回/月
左記を越えた回数合計 平成26年1月 20回 ⇒ 平成29年1月 12回

これまでの取組成果に対する院内の声・反応

・出産を控えた女性医師からは安心して出産ができるとの声あり
・子育てをしながら家庭と仕事が両立できる職場を探していた女性医師から長く勤めたいとの声あり
・出産後に勤務日数を段階的に増やすことで無理なく復職ができるとの声あり
・当直を行う男性医師からも、当直ができない女性医師が日勤(外来)を担当することで、勤務の軽減できたとの声あり

今後の課題等について

・病院を取り巻く環境(医療法の改正 働き方改革 超高齢化社会の到来)への対応
・医師復職支援体制の整備
・経営上の問題の解決(医師を増やしていく過程でいかに病院収益を確保していくか)
・仕事量のばらつき(診療科間 男性医師の不平等感)⇒人事考課を行い年俸・賞与で差をつけていく
・医療環境の変化に対応(病床の機能転換による業務変化に対し働きやすさの維持)⇒東京都医療勤務環境改善支援センターの活用
・働きやすさから働きがいを向上させていく施策を展開(キャリア設計や成長と教育 若い医療人が求める魅力ある病院になる)⇒総合診療科への後期研修医の受入 
・働きがいを感じる基準は人により様々⇒ニーズの多様化に応じ働き方をカスタマイズできる病院へ
・支援される人が増加するとそれを担わない男性や独身女性からの不平等感が出る⇒「チームの一員として協力し合いながら働く」意識教育・醸成が必要

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