取組事例・提案の紹介

看護部長と主任の協力体制によるWLBの推進・維持

取組・提案者概要

取組者
病院単体での取組
法人名
社会福祉法人シナプス
病院名
埼玉精神神経センター
法人(病院)の開設主体
その他(公益法人、私立学校法人、社会福祉法人、医療生協、会社、その他の法人)
所在地
埼玉県さいたま市中央区本町東6-11-1
主たる医療機能の特徴
急性期機能
一般病床
病床数: 20
 
入院基本料:
療養病床
病床数:
 
入院基本料:
結核病床
病床数:
 
入院基本料:
精神病床
病床数: 337
 
入院基本料:
その他病床
病床名:
 
病床数:
 
入院基本料:
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一日あたりの平均外来患者数
人(平成年度数値)
一日あたりの平均在院患者数
人(平成年度数値)
一般病棟の平均在院日数
日(平成年度数値)
病床稼働率
%(平成年度数値)
職員総数
450人(平成30年度数値)
医師
55人
看護職
199人
医師事務作業補助者
看護補助者
医師の交代制勤務の有無
なし
看護師の交代勤務の状況
勤務環境改善についての表彰・認定等について

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取り組んだ内容

【取組(1)】
Ⅴ.その他
看護部長の強い思いと看護主任の献身的協力
【取組(2)】
Ⅰ.働き方・休み方改善
1 労働時間管理
時間外労働時間の削減に取り組んでいる
【取組(3)】
Ⅰ.働き方・休み方改善
1 労働時間管理
夜勤負担の軽減(夜勤明けの早帰りの推進、夜勤者の配置人数の見直し、夜勤回数の制限、仮眠時間の確保等)を行っている
【取組(4)】
Ⅰ.働き方・休み方改善
2 勤務負担軽減
正職員について多様な勤務形態(短時間勤務、短日勤務、交代制勤務、フレックスタイム制など)を活用している
【取組(5)】
Ⅴ.その他
一部の職員ではなく、職員全体にメリットがある形にするための工夫

取組のきっかけ、背景、取組前の問題点

当院は神経内科と精神科の専門病院であり、診療科の少なさという意味では弱みであるが、その専門性は高く、看護師のキャリア面において明確な強みであると認識していた
半面、3年程度育成して独り立ちできるレベルになった看護師が、一般病院も経験してみたいと退職してしまうことがあり、離職率が12.9%と高めになっていた
平成25年、前看護部長が当院に赴任した際、埼玉県看護協会でWLB*¹推進に関する説明会に参加しないかという話があり、当院看護部としても看護師が働きやすい環境を作り離職防止に役立てたいという意向があったため、これを機に勤務環境の改善に取組むこととした
(*¹WLB:ワークライフバランス)

取組対象

  • 取組対象
    看護職
  • 取組の中心部署・人物
    看護部長、看護主任
  • 取組詳細
    ・現場職員を巻き込んで施策を推進するために看護部長が話し合いに主体的に関与する、職員の悩みに的確に応えるため看護部長がメンタルヘルス・マネジメント検定や心理相談員の資格を独学で取得する等、頑張っている職員を助けるため熱い気持ちと軽いフットワークで推進の原動力となっている。施策の実行に当たっては、看護主任が忙しい中で通常業務をこなしながらも現場と意見交換し、患者に不利益を生まない形で各種施策を実現する方策を検討している
    ・就業前の残業務確認と協力体制・指名残業性による無駄な残業時間の抑制、仮眠時間延長を含めた夜勤負担軽減を始め、多様な勤務形態、短期・長期休暇促進、学童も対象にした保育の開始、子育て・介護支援、キャリア形成等、WLB施策全般を行っている
    ・一部の職員への優遇という不満を生まないよう、介護休暇取得職員の体験談を院内周知する等、お互い様意識を持てるように工夫している。また夜勤できない看護師は訪問看護へ配置し、子どもが成長したら再び病棟へといった人員配置の工夫もしている

実施後の成果

Ⅰ.働き方・休み方改善_成果
1 労働時間管理 成果
年次有給休暇の取得率が上がっている
成果の出た対象 ☐医師,☐コメディカル,☑看護職
成果に影響を与えた取組 【取組(2)】 【取組(3)】 【取組(4)】
成果指標 1週間程度の連休取得率はH25の49.5%からH28には79.2%に上昇した。また、男性で1年間の育児休暇を取得するケースが生まれた
Ⅴ.その他_成果
成果の出た対象 ☐医師,☐コメディカル,☑看護職
成果に影響を与えた取組 【取組(2)】 【取組(3)】 【取組(4)】 【取組(5)】
成果指標 離職率は9%程度をキープし、看護師の定着と新陳代謝を良いバランスで維持している。採用者数/退職者数はH27:7人/4人⇒H28 :8人/5人⇒H29:10人/0人⇒H30年:7人/0人である
Ⅴ.その他_成果
成果の出た対象 ☐医師,☐コメディカル,☑看護職
成果に影響を与えた取組 【取組(3)】
成果指標 平均仮眠時間は、従来は1時間程度だったが、H29には75分まで延び、特に仮眠時間90~120分の割合はH28の18.4%からH29の33.3%に増加した

これまでの取組成果に対する院内の声・反応

現場の看護師長からは、当院では痰吸引等で夜勤時には手がいっぱいなので仮眠時間の延長は難しいという声も最初は聞かれたが、タイムスケジュールの見直し、先輩看護師から要観察患者と気を付けるべきポイントの指導を行うようにする等、現場で工夫を重ねることで実現できた

今後の課題等について

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