取り組んだ内容

【取組(1)】
Ⅱ.職員の健康支援
1 健康管理
職員の健康教育や身体的健康対策(生活習慣病対策等)に取り組んでいる

取り組みのきっかけ、背景、取り組み前の問題点

 当院は広島県初の療養型病院として開設しました。選ばれるための医療機関として、医療の提供をはじめとして、リハビリテーションの充実、介護事業の展開、在宅療養のサポートを手がけてきました。中でも口腔ケア、食事ケアには特に注力してきました。その他 地域公開講座、口腔ケア地域セミナー、認知症カフェ、栄養教室などの開催、ひろしまキッズシティへの参加 など、地域へ私たちの力を提供することを使命として活動し続けることを重視しています。一方これらの活動を充実させるためには、働き方のバランスを取ることも重要であるため、より働きやすい環境整備に取り組んでいるところです。

取り組み対象

  • 取り組み対象
    医師,コメディカル,看護職
  • 取り組みの中心部署・人物
    理事長・院長・理事・看護部長・リハビリ部長・事務長
  • 取り組み詳細
     職員に求められるものは年々高度になり、職員は通常の業務に取り組みながらも、自己研鑽に努め、その結果を患者様や地域に提供し続けなければなりません。これらは仕事としては当然のことですが、個々の職員との面接の中で、仕事をどう進めるべきか、家庭と両立させなければならないが気持をどう切り替えればよいか、など様々な種類の多くの問題、悩みを抱えていることが判明しました。職員の各相談に応対する担当管理職員も、相談内容の幅が広がるなかで、応対しつつも管理職員自身がそこに悩みを抱えるようになっていることが浮き彫りになってきました。職員にとって、上司や同僚以外にも気軽に相談でき、気持の負担が軽減できる仕組みが必要と考え、職員向け専門の相談員を採用し、職員が気軽に心を打ち明けることができるようにしました。

実施後の成果

Ⅱ.職員の健康支援_成果
1 健康管理 成果
その他
成果の出た対象 ☑医師,☑コメディカル,☑看護職
成果に影響を与えた取り組み 【取組(1)】
成果指標 離職率に影響していると捉えています。離職率 13~18%で推移していましたが、10%未満となる見込みです。

これまでの取り組み成果に対する院内の声・反応

 忙しい日々の中で、上司も忙しくしているのも現実。職場の人間関係やプライベートの問題も含めて、なかなか上司に相談しづらい話も相談員に聞いてもらえて、助かっている。

今後の課題等について

 相談員を配置した環境下でも、自発的に相談できず悩みを抱える職員はいるものと考えられます。日常の職員面談のなかで、問題を抱えているようなことがないか 確認することが重要と考えています。

取り組み・提案者概要

取組者
法人全体の取組
法人名
医療法人社団 明和会
病院名
大野浦病院
法人(病院)の開設主体
医療法人
所在地
広島県廿日市市丸石2-3-35
主たる医療機能の特徴
慢性期機能
一般病床
病床数:
 
入院基本料:
療養病床
病床数: 91
 
入院基本料:療養病棟入院基本料1
結核病床
病床数:
 
入院基本料:
精神病床
病床数:
 
入院基本料:
その他病床
病床名:回復期リハビリテーション
 
病床数:29
 
入院基本料:回復期リハビリテーション病棟入院料2
一日あたりの平均外来患者数
50人(平成29年度数値)
一日あたりの平均在院患者数
112人(平成29年度数値)
一般病棟の平均在院日数
0日(年度数値)
病床稼働率
93.3%(平成29年度数値)
職員総数
190人(平成29年度数値)
医師
9人
看護職
53人
医師事務作業補助者
0人
看護補助者
68人
医師の交代制勤務の有無
なし
看護師の交代勤務の状況
2交代制(変則含)
勤務環境改善についての表彰・認定等について
特になし